2015年8月 2日 (日)

第151回天皇賞・春(GI)の勝ち馬。

ゴールドシップ 牡 芦毛 2009.3.6生 門別・出口牧場生産 馬主・合同会社小林英一ホールディングス 栗東・須貝尚介厩舎

ゴールドシップ(2009.3.6)の4代血統表
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
ディクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト 1971.3.15
ロイヤルサッシュ 1966
ポイントフラッグ
芦毛 1998.3.23
仔受胎時活性値:0.50
メジロマックイーン
芦毛 1987.4.3
種付け時活性値:0.50
★メジロティターン
芦毛 1978.3.22
メジロアサマ 1966.2.23
シェリル 1971.5.15
メジロオーロラ
栗毛 1978.3.8
リマンド 1965.2.16
メジロアイリス 1964.4.8
パストラリズム
黒鹿毛 1987.5.15
仔受胎時活性値:0.50
プルラリズム
鹿毛 1980.4.9
種付け時活性値:1.50
The Minstrel 1974.3.11
Cambretta 1975.5.8
トクノエイティー
黒鹿毛 1978.3.2
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
トライバルチーフ
鹿毛 1967.2.27
種付け時活性値:0.50
アイアンルビー
青毛 1972.2.11
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Princely Gift5×5、Northern Dancer5×5>

ゴールドシップ(2009.3.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ステイゴールド
(Halo系)
メジロマックイーン
(Milesian系)
プルラリズム
(Northern Dancer系)
トライバルチーフ
(Princely Gift系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ステイゴールド 4.25 or 2.25 母がGIII2着馬
(No.16-h 星旗系)
5番仔
(流産後)

*

第151回天皇賞・春(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 ゴールドシップ 牡6 58 横山典弘 3:14.7    35.0 510
[+2]
須貝尚介 2
2 14 フェイムゲーム 牡5 58 北村宏司 3:14.7 クビ 34.5 456
[0]
宗像義忠 7
3 2 カレンミロティック せん7 58 蛯名正義 3:14.8 3/4 35.3 454
[0]
平田修 10
4 4 ラストインパクト 牡5 58 川田将雅 3:14.9 クビ 34.4 492
[+2]
松田博資 5
5 3 ネオブラックダイヤ 牡7 58 秋山真一郎 3:15.0 1/2 34.8 518
[+8]
鹿戸雄一 16

もともとの能力はもちろんですが、ゴールドシップが白い帽子、1枠1番だった時の過去戦績は2戦2勝。菊花賞(GI)のマクリ一発も強かったですし、2回目の阪神大賞典(GII)の先行2番手からの押し切りも強かった。白い馬体に紅白の勝負服、それに輪を掛けての白い帽子。白星が目の前にぶら下がっているように見えた中で、レース前のひと波乱。

ゲート入りを嫌がった姿を見て、母父メジロマックイーンの3回目の天皇賞・春、はるか昔となった1993年を思い出しました。母父と違ったのは、母父は「3連覇」を賭けての出走、ゴールドシップは「3度目の正直」を賭けての出走だった、ということでしょうか。

そんなイヤイヤも、名優の孫であるゴールドシップの演出だったのならば、心憎い。いえ、馬券を投じているファンにしてみれば、ハラハラでしたでしょう。それでも、終わってみれば、3度目の正直を成したのですから、恐るべしはゴールドシップ。

発馬直後は例によって脚色芳しくなく後方、「ゆっくり登る」はずの向こう正面の坂の登りで行き脚をつけて先行集団に取り付き、最後の直線で前を行ったカレンミロティック(2008.2.22)を捉えると、決勝点ではフェイムゲーム(2010.5.11)の追撃を振り切る。

……この破天荒キャラ、そりゃ愛されますわ^_^;

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2015年7月30日 (木)

第75回皐月賞(GI)の勝ち馬。

ドゥラメンテ 牡 鹿毛 2012.3.22生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・堀宣行厩舎

ドゥラメンテ(2012.3.22)の4代血統表
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:0.50
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
仔受胎時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
仔受胎時活性値:1.50
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:0.25
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ダイナカール
鹿毛 1980.5.10
仔受胎時活性値:1.00
★ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.00
シャダイフェザー
鹿毛 1973.2.20
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5・5×5>

ドゥラメンテ(2012.3.22)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キングカメハメハ
(Mr.Prospector系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
トニービン
(ゼダーン系)
★ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス
(Wishing Well)
4.75 母仔4代GI級制覇
(No.8-f)
6番仔
(6連産目)

*

第75回皐月賞(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 ドゥラメンテ 牡3 57 M.デムーロ 1:58.2    33.9 486
[-2]
堀宣行 3
2 5 リアルスティール 牡3 57 福永祐一 1:58.4 1 1/2 34.5 502
[-4]
矢作芳人 2
3 7 キタサンブラック 牡3 57 浜中俊 1:58.8 2 1/2 35.2 510
[+6]
清水久詞 4
4 1 ブライトエンブレム 牡3 57 田辺裕信 1:58.8 アタマ 34.7 484
[0]
小島茂之 6
5 14 クラリティスカイ 牡3 57 横山典弘 1:58.9 1/2 35.4 482
[+2]
友道康夫 10

4角でのお行儀の悪さが、かえってそのスケールを際立たせた感もある、ドゥラメンテ。その馬名の意味は、イタリア語で「荒々しく」という意味の音楽用語に由来するそうな。

そんなドゥラメンテ、荒々しさを見せたかと思いきや、直線の伸び脚は他馬を圧するもので、決勝点では「楽勝」となっていました。恐るべしは、社台さん伝来の8号族パロクサイド系(1959)。曾祖母ダイナカール、祖母エアグルーヴ、母アドマイヤグルーヴ、そしてドゥラメンテと、母仔4代に渡ってのJRAGI級レースの勝利と相成りました。凄い。ただただ、凄い。

1990年代初頭から競馬者のキャリアをスタートさせたオオハシにとっても、思い出深い牝系です。アドマイヤグルーヴが逝った時に記事を書き、エアグルーヴが逝った時にも記事を書いたのですから。単純に好きな牝系なのですね。

そうして、続く物語は5月の最終週の日曜日に。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2015年7月26日 (日)

第75回桜花賞(GI)の勝ち馬。

レッツゴードンキ 牝 栗毛 2012.4.6生 平取・清水牧場生産 馬主・廣崎利洋氏 栗東・梅田智之厩舎

レッツゴードンキ(2012.4.6)の4代血統表
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:0.50
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
マルトク
栗毛 2001.3.15
仔受胎時活性値:0.50

マーベラスサンデー
栃栗毛 1992.5.31
種付け時活性値:0.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.9
Wishing Well 1975.4.12
モミジダンサー
栗毛 1980.3.24
ヴァイスリーガル 1966.4.4
モミジ 1972.4.25
エリットビーナス
鹿毛 1996.3.9
仔受胎時活性値:1.00
★ジェイドロバリー
黒鹿毛 1987.3.14
種付け時活性値:0.00
Mr.Prospector 1970.1.28
Number 1979.5.5
フリースピリット
鹿毛 1986.4.12
仔受胎時活性値:0.25
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.50
ダイナフランダース
鹿毛 1979.2.16
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector3×4、Northern Dancer5・5×5、Special(♀)5×5>

レッツゴードンキ(2012.4.6)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キングカメハメハ
(Mr.Prospector系)
マーベラスサンデー
(Halo系)
★ジェイドロバリー
(Mr.Prospector系)
リアルシャダイ
(Roberto系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
リアルシャダイ 3.25 クィーンスプマンテと同牝系
(No.4-r)
4番仔
(4連産目)

*

第75回桜花賞(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 6 レッツゴードンキ 牝3 55 岩田康誠 1:36.0    33.5 464
[-4]
梅田智之 5
2 7 クルミナル 牝3 55 池添謙一 1:36.7 4 33.4 488
[+2]
須貝尚介 7
3 1 コンテッサトゥーレ 牝3 55 C.ルメール 1:36.8 3/4 33.6 444
[-2]
安田隆行 8
4 13 クイーンズリング 牝3 55 M.デムーロ 1:36.8 ハナ 33.7 442
[-2]
吉村圭司 3
5 3 ノットフォーマル 牝3 55 黛弘人 1:36.9 1/2 34.3 452
[-8]
中野栄治 16

逃げてビックリさせるのは、遠戚にあたるクィーンスプマンテ(2004.4.9)と同じなのか、はたまた故郷を共にするダイタクヘリオス(1987.4.10)と同じなのか。

レッツゴードンキ、仁川の花舞台を岩田康誠騎手と共に1000m62秒5という幻惑のラップで逃げ、上がり3ハロン33秒5の鋭脚で押し切りました。栗毛に星ひとつ、パチクリとしたおめめも可愛らしい美人さん、世代トップクラスの能力を誇らしげに見せ付けた逃走劇でした。

廣崎利洋オーナーにとっては馬主歴28年目のGI初勝利、梅田智之調教師にとっては開業9年目の国内GI初勝利という結果。梅田調教師は、昨年2014年アドマイヤラクティ(2008.2.20)の無念があっただけに、ひとしおだったのではないでしょうか。

レッツゴードンキ、続く優駿牝馬(GI)はチグハグな感じで残念な結果でしたが、秋の巻き返しを期待したいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2015年7月23日 (木)

第45回高松宮記念(GI)の勝ち馬。

エアロヴェロシティ せん 鹿毛 2008.9.8生 新国・N.E.シック氏&S.J.ティル氏生産 馬主・N.ヨン氏 香港・P.オサリバン厩舎

エアロヴェロシティ(2008.9.8)の4代血統表
Pins(AUS)
鹿毛 1996.9.10
種付け時活性値:0.75
Snippets
鹿毛 1984.11.1
Lunchtime
栗毛 1970
Silly Season 1962.2.23
Great Occasion 1965
Easy Date
鹿毛 1977.10.12
▲Grand Chaudiere 1968
Scampering 1971
No Finer
栗毛 1979.10.7
Kaoru Star
栗毛 1965
Star Kingdom 1946
Kaoru 1955
Humour
鹿毛 1962
▲Pirate King 1953
Real Delight 1951
Exodus(NZ)
鹿毛 1999.10.31
仔受胎時活性値:2.00
Kaapstad(NZ)
黒鹿毛 1984.10.23
種付け時活性値:1.50
Sir Tristram
鹿毛 1971.2.28
Sir Ivor 1965.5.5
Isolt 1961.4.24
Eight Carat
黒鹿毛 1975.3.7
Pieces of Eight 1963
Klairessa 1969
Lady Genesis(NZ)
栗毛 1983
仔受胎時活性値:1.75
Star Way(GB)
栗毛 1977.4.4
種付け時活性値:1.375
Star Appeal 1970.5.12
New Way 1970
Arga(NZ)
栗毛 1962
仔受胎時活性値:1.00
Arragon(GB)
鹿毛 1956
種付け時活性値:1.375
Whitiora(NZ)
鹿毛 1952
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Netherton Maid(♀)=Neasham Belle(♀)5×5、Klairon5×5(母方)>

エアロヴェロシティ(2008.9.8)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Pins
(Tom Fool系)
Kaapstad
(Sir Tristram系)
Star Way
(Herbager系)
Arragon
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Kaapstad
(Eight Carat)
5.00 伯父に新GI勝ち馬
(No.5-h)
3番仔

*

第45回高松宮記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 エアロヴェロシティ せん7 57 Z.パートン 1:08.5    34.3 524
[-16]
P.オサリバン 4
2 15 ハクサンムーン 牡6 57 酒井学 1:08.6 1/2 34.5 478
[-6]
西園正都 6
3 16 ミッキーアイル 牡4 57 浜中俊 1:08.6 ハナ 34.2 486
[+4]
音無秀孝 3
4 6 サドンストーム 牡6 57 国分優作 1:09.2 3 1/2 34.5 476
[-4]
西浦勝一 10
5 17 コパノリチャード 牡5 57 武豊 1:09.3 1/2 34.7 492
[-2]
宮徹 5

「すっ」と、番手先行した姿に、524kgの大柄の馬体ながら軽やかさを感じた、エアロヴェロシティ。最後の直線は、いい感じで抜け出したハクサンムーン(2009.2.14)を、ミッキーアイル(2011.3.12)と共に追う形。決勝点、ザカリー・パートン騎手の左腕による風車ムチの連打に応え、「ぐぐぃ」と、3頭の真ん中からせり出したその姿に、路線はまったく違いますが、同じ南半球産馬である第10回ジャパンカップ(GI)勝ち馬ベタールースンアップ(1985.8.29)を思い出しました。そうして成されたのは、史上初の海外からの参戦馬による高松宮記念勝利でした。

エアロヴェロシティは、この高松宮記念の後、5月17日に行われたクリスフライヤー国際スプリント(星GI)でも勝利を収めており、今秋にはスプリンターズS(GI)で再来日が見られるかもしれません。世界レベルの強いスプリンターであるところを、改めて見せてくれるのでしょうか、エアロヴェロシティ。その動向の続報を、楽しみに待ちたいと思います。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2015年7月20日 (月)

第32回フェブラリーS(GI)の勝ち馬。

「遅ればせながら」ではありますが、2015年の上半期について、JRAGIレース勝ち馬を中心に回顧していこうと思います。

#とはいえ、牝系の確認については手が回らない状態でして、「この馬は!!」と思った馬のみになること、ご容赦ください。

コパノリッキー 牡 栗毛 2010.3.24生 日高・ヤナガワ牧場生産 馬主・小林祥晃氏 栗東・村山明厩舎

コパノリッキー(2010.3.24)の4代血統表
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
コパノニキータ
栗毛 2001.4.26
仔受胎時活性値:2.00

ティンバーカントリー
栗毛 1992.4.14
種付け時活性値:0.00
★Woodman
栗毛 1983.2.17
Mr.Prospector 1970.1.28
プレイメイト 1975.4.12
Fall Aspen
栗毛 1976.3.9
Pretense 1963.4.19
Change Water 1969.4.7
ニホンピロローズ
栗毛 1996.5.22
仔受胎時活性値:1.00
トニービン
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.00
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ウェディングブーケ
鹿毛 1990.5.13
仔受胎時活性値:1.25
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.50
アリーウイン
栗毛 1984.4.18
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:なし>

コパノリッキー(2010.3.24)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
★ティンバーカントリー
(Mr.Prospector系)
トニービン
(ゼダーン系)
リアルシャダイ
(Roberto系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
トニービン
(ニホンピロローズ)
5.50 サンライズペガサスと同牝系
(No.1-o)
3番仔
(3連産目)

*

第32回フェブラリーS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 コパノリッキー 牡5 57 武豊 1:36.3    36.2 536
[-2]
村山明 1
2 14 インカンテーション 牡5 57 内田博幸 1:36.4 1/2 36.2 488
[-8]
羽月友彦 5
3 10 ベストウォーリア 牡5 57 戸崎圭太 1:36.5 3/4 36.1 512
[+6]
石坂正 3
4 7 グレープブランデー 牡7 57 北村宏司 1:36.6 1/2 36.3 536
[-4]
安田隆行 11
5 1 ローマンレジェンド 牡7 57 岩田康誠 1:36.6 ハナ 35.8 508
[+7]
藤原英昭 4

史上初のフェブラリーS連覇、成る。

コパノリッキー、先行2番手から堂々と勝利を収めたその姿には、王者の風格が漂っていました。フェブラリーS2回、かしわ記念(JpnI)、JBCクラシック(JpnI)と、ジーワン4勝。強者には勝利による滋養が重ねられていくものです。

そんなコパノリッキー、レース後に判明した左撓骨遠位端骨折は非常に残念でしたが、復帰後の、ホッコータルマエ(2009.5.26)との再戦を楽しみにしたいと思います。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2015年5月30日 (土)

第82回東京優駿(GI)の出走予定馬について。

第82回東京優駿(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 サトノラーゼン
(2012.3.13)
[13-c]
2番仔+
(2連産目+)
ディープインパクト Intikhab ★Caerleon Iron Duke
2 タンタアレグリア
(2012.3.29)
[16-e]
4番仔+
(4連産目+)
ゼンノロブロイ Stuka Stagecraft Mocito Guapo
3 コメート
(2012.3.26)
[17-b]
2番仔
(2連産目)
ブラックタイド アフリート Greinton Bold Forbes
4 グァンチャーレ
(2012.2.27)
[13-a ロゼッタ系]
5番仔
(5連産目)
スクリーンヒーロー ディアブロ イルドブルボン ミンシオ
5 ダノンメジャー
(2012.1.28)
[1-n]
初仔 ダイワメジャー Azamour Mr.Prospector Spectacular Bid
6 ポルトドートウィユ
(2012.3.19)
[8-f]
2番仔
(2連産目)
ディープインパクト クロフネ トニービン ★ノーザンテースト
7 レーヴミストラル
(2012.5.8)
[1-p]
7番仔
(7連産目)
キングカメハメハ Highest Honor バイアモン ★Green Dancer
8 ベルラップ
(2012.3.9)
[16]
初仔 ハーツクライ シンボリクリスエス Chief's Crown Exclusive Native
9 コスモナインボール
(2012.4.16)
[1-s]
4番仔
(3連産目)
ハイアーゲーム カリズマティック Miswaki Sovereign Dancer
10 ミュゼエイリアン
(2012.2.1)
[1-l]
3番仔
(3連産目)
スクリーンヒーロー エルコンドルパサー Bluebird Irish River
11 サトノクラウン
(2012.3.10)
[20-c]
5番仔+
(5連産目+)
Marju Rossini Vettori Pursuit of Love
12 アダムスブリッジ
(2012.4.21)
[6-e]
5番仔+
(5連産目+)
ゼンノロブロイ Singspiel Efisio Bay Express
13 リアルスティール
(2012.3.1)
[20]
3番仔+
(3連産目+)
ディープインパクト Storm Cat Mr.Prospector Nureyev
14 ドゥラメンテ
(2012.3.22)
[8-f]
6番仔
(6連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス トニービン ★ノーザンテースト
15 ミュゼスルタン
(2012.4.3)
[23-b]
2番仔
(2連産目)
キングカメハメハ フレンチデピュティ サンデーサイレンス ディクタス
16 スピリッツミノル
(2012.3.7)
[2-s]
6番仔
(不受胎後)
ディープスカイ ラムタラ Storm Cat ◆Key to the Mint
17 キタサンブラック
(2012.3.10)
[9-g]
3番仔
(2連産目)
ブラックタイド サクラバクシンオー ジャッジアンジェルーチ ◆Lyphard
18 タガノエスプレッソ
(2012.2.12)
[9-f]
2番仔
(空胎後)
ブラックタイド キングカメハメハ ★トニービン ◆Nureyev

この競走だけは馬柱をアップしておかなければと思いました。第82回東京優駿。

  1. ドゥラメンテ
  2. リアルスティール
  3. レーヴミストラル
  4. サトノクラウン
  5. サトノラーゼン
  6. ポルトドートウィユ

皐月賞(GI)1、2着馬、SSフリーの2頭、京都新聞杯(GII)の1、2着馬。エアグルーヴ(1993.4.6)の孫で始まり、エアグルーヴの孫で終わる6頭としておきます。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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2014年12月30日 (火)

第59回有馬記念(GI)の勝ち馬。

ジェンティルドンナ 牝 鹿毛 2009.2.20生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・石坂正厩舎

ジェンティルドンナ(2009.2.20)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
ドナブリーニ
栗毛 2003.3.27
仔受胎時活性値:1.25
Bertolini
鹿毛 1996.2.9
種付け時活性値:1.50
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Aquilegia
栗毛 1989.4.25
Alydar 1975.3.23
Courtly Dee 1968.3.8
Cal Norma's Lady
栗毛 1988.5.7
仔受胎時活性値:1.50
リファーズスペシャル
鹿毛 1980.2.17
種付け時活性値:1.75
Lyphard 1969
My Bupers 1967.6.1
June Darling
鹿毛 1983.4.18
仔受胎時活性値:1.00
ジュニアス
黒鹿毛 1976.3.15
種付け時活性値:1.50
Beau Darling
栗毛 1966
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4・5、Lyphard4×4>

ジェンティルドンナ(2009.2.20)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Bertolini
(Danzig系)
リファーズスペシャル
(Lyphard系)
ジュニアス
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
リファーズスペシャル
(ドナブリーニ)
5.75 or 3.75 母が英GI勝ち馬&全姉ドナウブルー
(No.16-f)
2番仔
(2連産目)

*

以下にごくごく簡単なジェンティルドンナの近親牝系図を示しておきます。

June Darling 1983.4.18 不出走
|Cal Norma's Lady 1988.5.7 英3勝
||Magical 1995.5.11 米英5勝 ウィルロジャースH(米GIII)
||ドナブリーニ 2003.3.27 英4勝 チェヴァリーパークS(GI) チェリーヒントンS(GIII) ヨークサマーS(GIII)2着
|||ドナウブルー 2008.2.9 中央5勝 関屋記念(GIII) 京都牝馬S(GIII) ヴィクトリアマイル(GI)2着 府中牝馬S(GII)2着 マイルCS(GI)3着 府中牝馬S3着
|||ジェンティルドンナ 2009.2.20 (本馬) ジャパンカップ(GI)2回 有馬記念(GI) ドバイシーマクラシック(UAEGI) 優駿牝馬(GI) 桜花賞(GI) 秋華賞(GI)ほか

ドナウブルー、ジェンティルドンナと賢姉賢妹を産んだドナブリーニは、自身もチェヴァリーパークSを制したGI馬。導入されたノーザンファームさんの慧眼を思います。

*

第59回有馬記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ジェンティルドンナ 牝5 55 戸崎圭太 2:35.3    34.1 470
[-2]
石坂正 4
2 6 トゥザワールド 牡3 55 W.ビュイック 2:35.4 3/4 33.8 524
[+4]
池江泰寿 9
3 14 ゴールドシップ 牡5 57 岩田康誠 2:35.4 ハナ 33.9 510
[不明]
須貝尚介 1
4 15 ジャスタウェイ 牡5 57 福永祐一 2:35.5 クビ 33.4 504
[+6]
須貝尚介 3
5 13 エピファネイア 牡4 57 川田将雅 2:35.5 ハナ 34.6 494
[+2]
角居勝彦 2

名牝が、自身の引退の花道を見事に飾って、2014年のJRAGIの幕引きを行いました。ジェンティルドンナ、これでGI7勝目。牝馬3冠、ジャパンカップ連覇、ドバイシーマクラシック、そして有馬記念。3歳から5歳まで常に超一線級の成績。ディープインパクトの愛娘は、紛うことなく貴婦人でした。

ジェンティルドンナに対して、最初に「恐れ入りました」と叫んだレースは、3歳春の優駿牝馬でした。母方の血統的な背景を見ると、距離延長が良いとは考えにくかったのですが、なんのなんの、府中芝2400mを2分23秒6のレースレコードで5馬身差の大圧勝。今となっては、なにゆえ戦前3番人気だったのでしょうか(^^;)。その後は、GIレースで強いところを見せる度に「恐れ入りました」でした。そうして、最後の最後も大団円で締めくくり、やはり「恐れ入りました」と口にしている自分に気付きましたm(_ _)m

有馬記念というレースは、4番人気馬の快走、復活の舞台になりやすい感もあります。特に平成の初頭ではそれがよく見られました。平成以降の4番人気馬の勝利を振り返ってみますと、

  1. 1989年の第34回
    イナリワン(1984.5.7)が、その年の天皇賞・秋(GI)6着、ジャパンカップ11着からの巻き返し
  2. 1990年の第35回
    →オグリキャップ(1985.3.27)が、その年の天皇賞・秋6着、ジャパンカップ11着からの巻き返し
  3. 1993年の第38回
    トウカイテイオー(1988.4.20)が、前年の有馬記念11着以来、中363日、1年振りのレースを見事に勝利
  4. 1997年の第42回
    →シルクジャスティス(1994.3.18)が、その年の菊花賞(GI)5着、ジャパンカップ5着からの巻き返し
  5. 1998年の第43回
    グラスワンダー(1995.2.18)が、その年の毎日王冠(GII)5着、アルゼンチン共和国杯(GII)6着からの巻き返し
  6. 2014年の第59回
    →ジェンティルドンナが、天皇賞・秋2着、ジャパンカップ4着からの巻き返し

懐かしい馬たちの名前が見えますけれど、平成3強の2角、イナリワンとオグリキャップが同じGIレース、同じ着順からの巻き返しをしているところが、なんともはや。1990年の有馬記念当日(1990年12月23日)、昼休みにはイナリワンの引退式が行われていますが、レースの勝利もバトンタッチするかのような結果でした。

*

競馬ファンの素敵なところは、父母の走る姿を見られて、なおかつ、仔の走る姿も見られるところ。

女という性の素敵なところは、咲いては散る花になれて、なおかつ、次代を産み出す樹にもなれるところ。

ジェンティルドンナ、当代随一の貴婦人の仔が、どんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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第66回朝日杯フューチュリティステークス(GI)の勝ち馬。

ダノンプラチナ 牡 芦毛 2012.3.23生 新ひだか・千代田牧場生産 馬主・(株)ダノックス 美浦・国枝栄厩舎

ダノンプラチナ(2012.3.23)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
▲Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
バディーラ
芦毛 2008.2.23
仔受胎時活性値:0.75
Unbridled's Song
芦毛 1993.2.18
種付け時活性値:1.50
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Trolley Song
芦毛 1983.4.13
Caro 1967.4.11
Lucky Spell 1971.1.28
Magical Allure
鹿毛 1995.4.4
仔受胎時活性値:1.00
General Meeting
鹿毛 1988.4.3
種付け時活性値:1.50
Seattle Slew 1974.2.15
Alydar's Promise 1983.4.5
Rare Lady
黒鹿毛 1974.2.20
仔受胎時活性値:1.00
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:1.25
Double Agent
黒鹿毛 1959.4.30
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:なし>

ダノンプラチナ(2012.3.23)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Unbridled's Song
(Mr.Prospector系)
General Meeting
(Seattle Slew系)
Never Bend
(Nasrullah系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Unbridled's Song
(フォルティノ)
4.25 ナリタトップロードと同牝系
(No.18)
初仔

*

では、以下にダノンプラチナのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Rare Lady 1974.2.20 米1勝
|フローラルマジック 1985.4.20 米6勝 サンタイネスS(GIII)3着
||ペイパーレイン 1991.3.23 米6勝
|||マツリダゴッホ 2003.3.15 中央10勝 有馬記念(GI) オールカマー(GII)3回 日経賞(GII) AJC杯(GII)ほか
||ホウシュウサルーン 1993.4.7 地方6勝 全日本3歳優駿
||グリーンプレゼンス 1995.3.22 中央2勝 若葉S(OP)
||ナリタトップロード 1996.4.4 中央8勝 菊花賞(GI) 阪神大賞典(GII)2回 京都大賞典(GII) 京都記念(GII) 弥生賞(GII) きさらぎ賞(GIII)ほか
||フローラルグリーン 1998.6.12 中央4勝 エルフィンS(OP)
|||ダノンヨーヨー 2006.4.7 現役 富士S(GIII) マイルCS(GI)2着ほか
|Magical Allure 1995.4.4 米7勝 ラブレアS(GI) レディーズシークレットBCH(GII)ほか
||バディーラ 2008.2.23 不出走
|||ダノンプラチナ 2012.3.23 (本馬) 朝日杯フューチュリティステークス(GI)

曾祖母Rare Ladyからの別分枝には、菊花賞馬ナリタトップロード、「中山マイスター」マツリダゴッホと長距離GIを制した馬が見られます。牝系の持ち合わせたスタミナは確かな18号族、4代母Double Agentの孫には日本で種牡馬となったナグルスキー(1981.1.27)もいます。

*

第66回朝日杯フューチュリティステークス(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 ダノンプラチナ 牡2 55 蛯名正義 1:35.9    35.4 472
[+6]
国枝栄 1
2 6 アルマワイオリ 牡2 55 勝浦正樹 1:36.0 3/4 35.5 470
[+2]
西浦勝一 14
3 14 クラリティスカイ 牡2 55 岩田康誠 1:36.1 3/4 35.9 484
[+12]
友道康夫 3
4 1 ネオルミエール 牡2 55 柴山雄一 1:36.3 3/4 35.5 466
[0]
藤沢和雄 6
5 12 アクティブミノル 牡2 55 武豊 1:36.3 アタマ 36.5 482
[-4]
北出成人 9

蛯名正義騎手が2週連続となる2歳GI制覇。前週のショウナンアデラ(2012.2.10)同様、やはり重賞初挑戦となった出走16頭中唯一のディープインパクト産駒。ダノンプラチナ、芦毛のシャドーロールが2歳牡馬王者を戴冠しました。

ダノンプラチナの牝系近親馬であるマツリダゴッホの主戦でもあった蛯名騎手が制したと思ったら、2着にはマツリダゴッホ産駒のアルマワイオリ(2012.2.27)。そしてアルマワイオリの祖母は阪神芝1600mの阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ、GI)を制したスエヒロジョウオー(1990.4.16)。血と人と舞台が呼応して、阪神芝1600mで行われた初回の朝日杯フューチュリティステークスは幕を閉じました。

2014年のJRA2歳牡牝王者を決める一戦は、「重賞初挑戦となった出走16頭中唯一のディープインパクト産駒」、そして「蛯名正義騎手」がキーワードだったのですが、もうひとつ「母が前年産駒なし後の仔」ということも言えます。ダノンプラチナは母の初仔、ショウナンアデラは母が空胎後の仔です。母体の活力が、仔に良い影響を与える。そういえば、ダノンプラチナの牝系近親馬であるマツリダゴッホも、母が空胎後の仔でした。

2歳王者となって、迎え撃つ立場で臨む3歳牡馬クラシック。ダノンプラチナ、その芦毛の輝きはさらに増して行くのでしょうか。未来を楽しみにしたい若駒です。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の勝ち馬。

ショウナンアデラ 牝 鹿毛 2012.2.10生 日高・下河辺牧場生産 馬主・国本哲秀氏 美浦・二ノ宮敬宇厩舎

ショウナンアデラ(2012.2.10)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
▲Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
オールウェイズウィリング
黒鹿毛 2006.3.5
仔受胎時活性値:1.25
Elusive Quality
鹿毛 1993.1.27
種付け時活性値:1.00
★Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr.Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Touch of Greatness
鹿毛 1986.4.30
Hero's Honor 1980.4.28
Ivory Wand 1973.3.21
Always Loyal
黒鹿毛 1994.4.9
仔受胎時活性値:0.75
Zilzal
栗毛 1986.3.31
種付け時活性値:1.75
★Nureyev 1977.5.2
French Charmer 1978.4.21
Balbonella
黒鹿毛 1984
仔受胎時活性値:0.25
★ゲイメセン
黒鹿毛 1975.5.16
種付け時活性値:0.00
Bamieres
黒鹿毛 1978.3.19
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5・5、Sir Ivor5×5>

ショウナンアデラ(2012.2.10)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Elusive Quality
(Mr.Prospector系)
Zilzal
(Nureyev系)
ゲイメセン
(Aureole系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Zilzal
(Bold Example)
3.50 祖母が仏1000ギニー馬
(No.1-n)
2番仔
(空胎後)

*

では、以下にショウナンアデラのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Balbonella 1984 仏米9勝 ロベールパパン賞(仏GI) ポルトマイヨ賞(仏GIII) ダリアH(米GIII)ほか
|Key of Luck 1991.2.23 仏英UAE6勝 アランベール勝(仏GIII) ピムリコスペシャルH(米GI)2着
|Anabaa 1992.3.13 仏英8勝 モーリス・ド・ゲスト賞(仏GI) ジュライC(英GI) グロシェーヌ賞(仏GII) サンジョルジュ賞(仏GIII)ほか
|Always Loyal 1994.4.9 仏米3勝 仏1000ギニー(GI) グロット賞(GIII)
||オールウェイズウィリング 2006.3.5 米1勝
|||ショウナンアデラ 2012.2.10 (本馬) 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)
|Country Belle 1995.4.11 仏2勝 グロット賞3着
||Country Reel 2000.2.1 英2勝 ジムクラックS(GII) チップチェイスS(GIII)2着

祖母が仏1000ギニー馬、大伯父が全欧短距離王者、曾祖母がロベールパパン賞の勝ち馬と、短い距離でGIを制している近親馬が見られる1号族です。

*

第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 16 ショウナンアデラ 牝2 54 蛯名正義 1:34.4    34.0 468
[-2]
二ノ宮敬宇 5
2 11 レッツゴードンキ 牝2 54 浜中俊 1:34.5 1/2 34.3 466
[+8]
梅田智之 2
3 4 ココロノアイ 牝2 54 横山典弘 1:34.6 1/2 34.5 450
[-2]
尾関知人 4
4 18 ムーンエクスプレス 牝2 54 松山弘平 1:34.7 3/4 35.0 414
[+2]
鈴木孝志 12
5 3 アルマオンディーナ 牝2 54 幸英明 1:34.7 クビ 34.9 450
[+4]
西浦勝一 11

マイル重賞に出走して来たディープインパクト産駒は黙って買い。全16頭中唯1頭のディープインパクト産駒だった、ショウナンアデラ。スタートで後手を踏んだものの後方で脚を溜め、直線では勝ちパターンに見えたレッツゴードンキ(2012.4.6)をゴール寸前で交わし切り、見事に重賞初出走をGI勝ちで遂げました。

冠名「ショウナン」の国本哲秀オーナーの持ち馬、今年2014年は目覚ましい活躍を見せてくれました。春は、ニュージーランドトロフィー(GII)でショウナンカンプ(1998.3.7)産駒であるショウナンアチーヴ(2012.1.24)、ショウナンワダチ(2011.2.1)がワンツーフィニッシュを遂げ、青葉賞(GII)で「メジロドーベルの孫」ショウナンラグーン(2012.2.23)が10番人気をはねのけての勝利。そして秋は、ショウナンパンドラ(2011.3.10)が1分57秒0のレースレコードで秋華賞(GI)を制し、ショウナンアデラが2歳牝馬女王に輝く。これは「赤、白一本輪、白袖」の勝負服が印象に残らない訳がないですね。国本オーナーは、冠名「ショウナン」の後に続く、馬名の最初の文字の音は、「ア行」になるようにされているそうです。見ればショウナン「カ」ンプ、ショウナン「ア」チーヴ、ショウナン「ワ」ダチ、ショウナン「パ」ンドラ、ショウナン「ア」デラと、確かに。「五十音の各行の先頭にある文字で、レースで先頭に立てるようにという願いを込めている」というお話を、昔、どこかで見た記憶があります。

ショウナンアデラは、陣営のコメントを見るとまだパンとしていないようですし、馬がしっかりしてきた時にどれだけの強さを見せてくれるのか、楽しみは尽きません。目指すは来春、最も華やかなGI、桜花賞。祖母が仏1000ギニー馬という良家の令嬢ショウナンアデラ、Japanese 1000 Guineasの勝ち馬となれますでしょうか。その行く末に期待します。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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第15回チャンピオンズカップ(GI)の勝ち馬。

ホッコータルマエ 牡 鹿毛 2009.5.26生 浦河・市川ファーム生産 馬主・矢部道晃氏 栗東・西浦勝一厩舎

ホッコータルマエ(2009.5.26)の4代血統表
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.75
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
マダムチェロキー
鹿毛 2001.3.22
仔受胎時活性値:1.75
Cherokee Run
黒鹿毛 1990.3.25
種付け時活性値:0.50
Runaway Groom
芦毛 1979.4.11
Blushing Groom 1974
Yonnie Girl 1966.3.22
Cherokee Dame
芦毛 1980.5.3
Silver Saber 1972.3.1
Dame Francesca 1966.1.30
アンフォイルド
鹿毛 1995.5.7
仔受胎時活性値:1.25
Unbridled
鹿毛 1987.3.5
種付け時活性値:1.75
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Bold Foil
黒鹿毛 1981.5.19
仔受胎時活性値:1.25
Bold Forbes
黒鹿毛 1973.3.31
種付け時活性値:1.75
Perfect Foil
黒鹿毛 1966.5.10
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector3×5、Northern Dancer5×5(父方)>

ホッコータルマエ(2009.5.26)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キングカメハメハ
(Mr.Prospector系)
Cherokee Run
(Blushing Groom系)
Unbridled
(Mr.Prospector系)
Bold Forbes
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キングカメハメハ 5.75
(No.9-e)
2番仔
(2連産目)

*

では、以下にホッコータルマエのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Bold Foil 1981.5.19 米2勝
|アンフォイルド 1995.5.7 米4勝
||マダムチェロキー 2001.3.22 中央4勝
|||ホッコータルマエ 2009.5.26 (本馬) チャンピオンズカップ(GI) 東京大賞典(GI) 帝王賞(JpnI) JBCクラシック(JpnI) 川崎記念(JpnI) かしわ記念(JpnI)ほか
||コスモプリズム 2006.5.29 地方2勝+中央0勝 エンプレス杯(JpnII)3着 TCK女王盃(JpnIII)3着

地味な世代交代を重ねた9号族。ホッコータルマエの代で、牝系が溜めていたパワーを一気に放出したという感もあります。9号族の活躍馬で同様の印象を持ったのは、「砂の女王」ホクトベガ(1990.3.26)でした。

*

第15回チャンピオンズカップ(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ホッコータルマエ 牡5 57 幸英明 1:51.0    36.4 508
[+2]
西浦勝一 2
2 4 ナムラビクター 牡5 57 小牧太 1:51.1 1/2 36.3 528
[+6]
福島信晴 8
3 12 ローマンレジェンド 牡6 57 岩田康誠 1:51.2 3/4 36.6 510
[0]
藤原英昭 3
4 7 サンビスタ 牝5 55 松田大作 1:51.4 1 1/4 36.3 478
[+4]
角居勝彦 15
5 11 ワンダーアキュート 牡8 57 武豊 1:51.5 3/4 35.9 522
[+13]
佐藤正雄 5

かしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、川崎記念と地方開催のジーワンで5勝を挙げていたホッコータルマエ、ついに中央開催のダートGIを制しました。管理される「世界のニシウラ」西浦勝一調教師にとってはカワカミプリンセス(2003.6.5)で制した2006年の秋華賞(GI)以来、鞍上の幸英明騎手にとってはファイングレイン(2003.3.7)で制した2008年の高松宮記念(GI)以来となるJRAGI制覇。たくさん勝っている馬人ですが、中央の舞台でGIを勝つことの難しさを思います。

ホッコータルマエは、実は私と誕生日が同じで、3歳の折から気になる馬だったのです。強く意識したのはレパードS(GIII)を制した時でしたが、その際の2着が今回と同じナムラビクター(2009.5.16)。ホッコータルマエは非SS、ナムラビクターはその父ゼンノロブロイ(2000.3.27)が満8歳時の0交配馬と、現代の日本でチャンピオンに成り得る血統馬が、成長を重ねて再び雌雄を決した、改名初回となったチャンピオンズカップでした。

#SSの0クリアということでは3着にスペシャルウィーク(1995.5.2)産駒のローマンレジェンド(2008.2.24)が入っていますし、5着のワンダーアキュート(2006.3.14)は非SSです。芝よりもむしろダートのほうが、選定競走での血の厳しさを思うことが、しばしばあります。

記事をアップするのが遅くなってしまいましたので、ホッコータルマエのその後についても述べておきますと、2014年の本当の掉尾を飾るGI、東京大賞典で連覇を果たしました。これでジーワンは通算7勝。ヴァーミリアン(2002.4.10)エスポワールシチー(2005.4.22)が持つジーワン9勝の記録更新も視野に入って来ました。大事に使われてきたホッコータルマエであれば、6歳を迎える2015年も、能力の減退なく力を発揮してくれるのではないでしょうか。

ホッコータルマエ、更なる活躍を楽しみにしたいと思います。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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